2025.03.11
アジェンダ
- DTPとは
- 画像解像度 ベクターデータとビットマップデータ
- 色調補正について
- 作品の立案
- 作品の立案
テーマ:納品する作品の準備
*「DTP」=印刷物です
*DMとは集客を目的とすることが多い
DMの作成
イラレ+フォトショ 両方で作成
・フルカラーの写真(Photoshop)
・ベタ塗りの文字(Illustrator)
*文字の「読みやすさ」を意識しましょう
DM(ポストカード)
写真と文字を組み合わせても読みやすく、写真利用のメリット=リアル・表現の豊かさ
イラストとの組み合わせで「読みやすさ」「見やすさ」を意識
・配色バランス
・配色デザイン
point
- レイアウトと文字を決める
- 写真のレタッチ、トリミングをして、色調補正をかける
- 文字は淡色ベタ塗り(白や黒)
- 配色を行う
DTPとは
Desk Top Publishing=コンピューターを使った印刷物を製作すること
| DTPに必要なハードウェア | DTPに必要なソフトウェア |
| パソコン ディスプレイ スキャナ・カメラ プリンター HDD・USBメモリ(外付) ペンタブ インターネット | Adobe Photoshop(写真画像編集) Adobe Illustrator(一枚物のレイアウト) Adobe InDesign(頁物の編集) Adobe Acrobat(PDF閲覧・編集) |
ビットマップデータとベクターデータ
Photoshop=ビットマップ(ラスターデータ)拡大に耐えられない
Illustrator=ベクターデータ 拡大にも耐えられる
画像崩れを防ぐためにビットマップデータを使う際は、大きな写真を使用するとよいがデータが重いのが難点
印刷用データ…350dpi
Web用データ…72dpi
元データの扱いとして
大きい画像は小さく扱える、小さい画像は大きくは扱えない(汚くなる)Webなら可能
画素(ピクセル)と画像サイズ
画質を形成する最小構成要素のことをピクセル(画素)という
解像度
1inch(2.54センチ)当たりの画素数
Web用なら1inchに72個のドット(近い未来92個になるかも)
印刷用なら1inchに200~400・600個のドット
CMYKとRGB
CMYK=印刷に適している
RGB=Webに適している
| CMYK | RGB |
| C=Cyan(青) M=Magenta(ピンク) Y=Yellow(黄色) K=Key(黒) | R=Red(赤) G=Green(緑) B=Blue(青) |
色の三属性
人間の色の認識の仕方
色合いを示す「色相」 特徴、色味、青とか赤とか
明るさを示す「明度」 陰影、光と影
鮮やかさを示す「彩度」 印象、柔らか味やパキッとするなど
トーン(色調)
明るいトーン・暗いトーンなど
雰囲気やイメージを伝えるもの
グラデーション
色や濃淡を連続した階調で表現すること
使い方は陰影か柄の二種類
レーザープリンタとインクジェットプリンタ
レーザープリンタ(CMYK)主にトナー
インクジェットプリンタ(RGB)写真印刷に向いている、インキ
トンボ
名刺のとき同様、トリムマークを付け入稿となる
天地指示
用紙を正面に見て、上が「天」、下が「地」、左右を明記し入稿
用紙サイズ
大 A1・A2・A3……小
大 B1・B2・B3……小
色調補正について
調整レイヤーについて
- レイヤーマスク
- ベクトルマスク
- クリッピングマスク
色調補正の目的
- 明るさ・コントラスト
- レベル補正
- トーンカーブ
- 色相、彩度
- カラーバランス
- 白黒
(上記が主な基本操作)
色調補正の目的について
- 明るさ・コントラスト
画像の明暗の差をつける
・調整レイヤー(レイヤパネル)
*スマートオブジェクト化しておく
・コントラスト(レイヤパネル太陽マークみたいなの)
明るさのバー・コントラストのバー - レベル補正
ヒストグラム(画像内のピクセルが各階調にどう分布しているのかを示す) 色の分布図
横軸=0~255 明るさの階調 右が明るく左が暗い
縦軸=明るさごとのピクセル数 上が黒く下が白い
自動補正もある - トーンカーブ
レベル補正に似ている
レベル補正後に再調整する際に使う
自動補正もある
左下部分がシャドウ・右上部分がハイライト - 色相・彩度
色相・彩度・明度の三つの値を調整、補正する
色合いを変更することが出来る
色相=赤・橙・黄・緑・青・紫
彩度=白黒/カラーをはっきりさせる
明度=黒…白 - カラーバランス
・シャドウ(暗さ)
・ハイライト(明るさ)
・中間調(中間の明るさ)
色相をもう少し細かく調整が出来る
シアンバー・マゼンタバー・イエローバー - 白黒
カラー画像を白黒にできる
意図の系統別に詳細な設定が出来る
レッド系
イエロー系
グリーン系
シアン系
ブルー系 - アンシャープマスク(フィルター)
フィルタータブ
→シャープ
→アンシャープマスク
スマートフィルター
ハイパスという機能もある
色調補正の手順(一例として)
- 陰影の調整
クリッピングマスクを使うことが多い
一番白い部分・一番黒い部分の調整
写真全体をはっきりさせる感じ
主に使うツール
・レベル補正
・トーンカーブ
使い方のポイントとして
端の高さ(山)を合わせる
二つの写真の明るさを合わせる
右クリッピングマスクで片方だけを変化させる - 色味(柄)の調整
レイヤーマスクやベクトルマスクを利用
部分的に行う必要もある
主に使うツール
・色相・彩度
・カラーバランス
・白黒
選択範囲を取りパスを取り調整 - 鮮明度の調整
画像の鮮明さを調整
レイヤー上位で配置
手順のおまけ
HSB…色の三要素・色の定義の一つ
H色相
S彩度
B明度
*試して使うときは大胆に行うこと
まとめ
数多くの写真で練習してみよう!
- 陰影
- 色味
- 鮮明度
感想
本日の受講は、主にDMなど写真と塗りのある文字を組み合わせる際に使う方法や基本の考え方などを学びました。
以前私は、Photoshopの機能として写真と写真を組み合わせるという内容のものを学んだのですが、その際に背景が白の女の子二人とひまわり畑の写真を組み合わせ作品としました。ところが、女の子二人が妙に浮いてしまい、作品としては違和感の残るものとなってしまいました。原因を考えると、女の子の持つ花がひまわりではなかったことも理由の一つだとは思いますが、さらに思うのはひまわり畑の光の雰囲気が全くないことが理由だったように思います。
新たな写真を組み合わせたくさんの作品を作ろうと思いますが、以前失敗したひまわりと女の子の写真をさらに良いものにブラッシュアップしたいと思いました。

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