学科デザイン概論②

2025.04.18

アジェンダ

  1. インバウンドとは
  2. WEBデザインとインバウンド
  3. PCスペックについて
  4. 本日のまとめ
  5. 本日のまとめ

インバウンドについて

デザイナークリエイターはグローバル
インバウンドとは外国人が日本を訪れることを指す
海外のお客様向けのサービスのこと

具体例)


観光案内
 多言語対応、視認性の高さ、地域の特色を生かしたデザイン

ウェブ
 多言語化、SEO対策、スマホ対応、アクセシビリティ

パッケージ
 外国人にもわかりやすいデザイン
 日本の伝統的なデザイン

店舗
 多言語メニュー、外国人向けメニューサービス、日本の雰囲気を演出

*デザイナークリエイターが押さえておくべきポイント

文化や習慣
 言語 :各国の言葉や表記方法を理解する
 宗教 :宗教的な背景や近畿事項を把握しデザインする
 価値観:各国の美意識、シンプルか華やかか、目立つデザインなど
 ジェスチャー:国によってはジェスチャーの意味が異なることがある

外国人のニーズ
 情報収集 :外国人が日本に訪れるときは
       SNSなどで情報収集することがあるので、発信が大事
 多言語対応:Google翻訳だけでなく翻訳業者に依頼することも検討
 視覚的情報:写真やイラストを多用し言語の壁を超える
 ユニバーサルデザイン:車いす、視覚障碍者にも利用しやすいデザイン

日本の文化や魅力の伝達
 文化伝統:着物、茶道、書道などに興味を持つ外国人が多い
      日本らしい要素を入れるとアピールしやすい
 食文化 :日本食は世界に人気、食に関するデザイン
 季節感 :日本の四季は外国人に人気がある

*インバウンドデザインのポイント
 インバウンドデザインは時代のトレンド
 ・シンプルでわかりやすい→情報過多にならないように
 ・多文化理解に基づく  →各国の文化や習慣を尊重
              多様性を受け入れる
 ・日本の魅力を伝える  →日本文化、美しさを表現
              外国人に感動を与えるデザイン

インバウンドデザインは、言葉ヲ変えるだけでなく文化や価値観を理解し、多様な人々に配慮することが重要

 外国人から見た日本
 ・券売機
 ・自販機:買える金額のものだけ光る
 ・地下鉄:駅のナンバリングが便利
 ・トイレ:多機能で楽しい、わかりやすい

オリンピックのときに使われたデザインから学ぶ

多言語対応の際のサービス
・ウェブサイト多言語化ツール

注意が必要なもの
 カラーイメージ(日本、中国、欧米)が違う
 国外ではなじみのない文化について丁寧な説明が要る
 〇✕◬☑など記号の意味が国によって違う

PCスペックについて

①CPU
 中央処理装置、頭脳

②メモリ(RAM)
 一時的保存領域、作業台とも呼ばれている

③ストレージ(HDD、SSD)
 データ保存領域

④GPU(グラフィックボード)
 画像処理装置

CPU

演算処理 : 計算
制御   : 動作の統括
命令実行 : ソフトウェアの命令を読み取り動作

WindowsならCore i3 i5 i7
MacならM1チップ・M2チップ

選ぶ際のポイント

用途 → ゲーム、動画編集、プログラミングなど用途によって
予算 → CPUは性能により価格が変化
将来性→ 将来的に新しいソフトやゲームに対応できるよう
     ある程度性能を持ったものが良い

その他
・クロック数
 一秒間にできる動作回数、数値が大きいほど高速処理

・コア数
 CPU内に搭載されている処理ユニットの数
 コア数が多いほど複数の作業を同時に処理出来る

・スレッド数
 CPUの近くに設置された高速なメモリ
 頻繁にアクセスされるデータを一時的に保存し処理速度を向上させる

メモリ(RAM)

一時的な保存領域
 計算の途中結果や、現在アクセスしているアプリの
 データなどを一時的に保存する場所

CPUとの連携
 CPUがメモリから必要なデータを読み込み処理結果を
 メモリに書き込む

*CPUとメモリは密接に連携してコンピューターを動作させている

メモリ:8GB・16GB(昔は1GB,2GB,4GBなどあった)

メモリの特性

揮発性:電源を切ると保存データは消える
高速アクセス:CPUはメモリに保存されたデータに高速アクセス
容量:メモリの容量が大きいほど一度に多くのデーターを処理可能
   複数のアプリを同時に開いても快適にアクセス

メモリの種類

DRAM:デスクトップやノートで一般的に使われるメモリ
SRAM:高速なメモリでキャッシュメモリなどに使われている
作業効率アップ:大量のデータを処理する作業もスムーズに行える

メモリが少ないと…
 動作が遅い
 フリーズする
 複数アプリが同時に開けない

ストレージ

ストレージ:コンピューターのデータを保存しておく装置
      HDD・SSDがある

*HDDよりSSDのほうが性能、耐久性が良い

ストレージを選ぶ際のポイント
 容量:保存するデーターの量に合わせて、適切なものを選ぶ
 速度:アプリの起動速度、データの読み書き速度を重視ならSSD
 価格:予算に合わせて、HHD、SSDのバランスを考える
 用途:大量のデーターを保存するのか高速のアクセス速度を求めるか
    用途に合わせて選定するd

<HDD>
仕組み:磁気ディスク、表面に磁気で記録
特長 :大容量のデータを比較的安価で保存可能
    回転するので動作音がある、衝撃に弱く故障しやすい
用途 :大量のデータを保存するのに適している

<SSD>
仕組み:半導体メモリを使用して保存
特長 :HHDに比べ高速、読み書きも早い
    動作音は小さい、衝撃に強く耐久が高いが高価
用途 :OSやアプリのインストール、頻繁にアクセスするなど
    のデーター保存に適している

GPU(グラフィックボード)

画像の描画:ゲーム、動画、映像を滑らかに表示
      大量の計算を高速で行う
3Dグラフィックス処理:3Dモデルのレンダリング、リアルの映像表現を
        実現するのに必要不可欠
並列処理 :複数の計算を同時に処理するための画像処理だけでなく
      人工知能の学習や科学計算などにも活用

*ゲーミングPCや動画編集に必須

GPUを選ぶ際のポイント

ゲーム :ゲームの種類や環境で性能は異なる
動画編集:4K動画編集など高画質な作業を行う場合
     高性能なGPUが必須
3Dモデリング:リアルタイムなレンダリング、複雑なモデルの作成を
      を行う場合専門的なGPUが必要
予算  :価格は性能に比例

CPUとの違い
 CPUは全体の動作、さまざまな種類の計算
GPUが必要なケース
 ゲーム、動画編集、3Dモデリング、AIディープラーニング

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